探偵と依頼人

探偵と依頼人の間には絶対的な信頼関係を構築していかなければなりません。

まず依頼人にとって探偵という存在はどういった位置づけなのでしょうか?

悩み事や心配事を抱えて探偵事務所の扉を開けるのですがほとんどの人が初めて訪問される方ばかりかと思います。

探偵が実施する調査で悩み事や心配事が解決されると信じ、扉を叩くわけですがまず探偵事務所の印象が決め手になるかもしれません。

それこそテレビドラマに出てくる探偵事務所はきちんと整理整頓された明るいオフィスもあれば、それこそ雑然とした小さな汚いオフィスで身綺麗な印象とはかけ離れた 探偵が現れるといった場面も出てきます。
多分、多くの人は後者の汚いオフィスを頭に描いている人も少なくないかもしれません。

確かにそのようなオフィスで探偵事務所を営業しているところもありますがほとんどのオフィスは綺麗なオフィスを構えており、印象的には悪くはないです。

ただ探偵事務所が綺麗だからといって優秀な探偵とは限りません。

探偵事務所に訪れたならきちんと探偵業の届出を公安委員会に届出をしているかが最初の目安となります。
警察からも相談にきた相談者がすぐに目の付く場所に届出証を掲示しておかなければならないこととなっていますので確認されることをお勧めします。
もしも掲示されていないならばその時点で信用がおけるとは思わないで下さい。

届出証を確認した依頼人はまず悩み事や心配事の相談をするのですがやはり親身となってきちんと聞いてくれるかが重要です。
そしてここから重要です。

・依頼する調査でのメリット、デメリットをきちんと説明してくれているか。
・強引にでも契約させようとしていないか。
・調査料金をきちんと説明してくれたが渋った途端に大幅な値下げをしなかったか。
・同業他社と比較する話が多くないか。
・契約書や重要事項説明書の内容をそれぞれきちんと説明してくれたか。
また事務所や自宅以外の外で契約した場合、クーリングオフについてもきちんと説明しなければなりません。
上記のようなことがきちんと実行されていればある程度の信頼の置ける探偵事務所と思われますので調査依頼されてもまず安心です。


それでは探偵にとって依頼人とはどういう存在なのでしょうか?

探偵はボランティアではありません。
調査という過程の中で探偵技術を提供し得られた結果を導き出しているのです。
当然、その探偵技術には報酬という対価が付いてきます。
確かに依頼人とはその対価を支払って頂ける大事なお客様です。

しかし、依頼人の全てがまともな人とは限らないのです。
いろいろな人が存在しています。
多くの依頼人は悩み事や心配事を抱えて探偵事務所に訪れてきます。
中には精神的におかしくなってしまっている方もお見えになります。
それこそ不特定多数の人に尾行されているとか、盗聴、盗撮をされていて困っているとか。
違法薬物でもしているのか禁断症状でもいるのかと危惧してしまうほどにおかしくなっている人もいますので困ったものです。
確かに盗聴被害者やストーカー被害者もこの様な一面もありますが話をしていると明らかに普通の人と異なっているのが分かります。
余りにも被害妄想が大きい人は丁寧にお断りしますが断り切れずに依頼される人がいます。
一応、依頼をお受けするのですが高い確率で結果に満足せずにトラブルへと発展してしまいます。
なにしろこちらが提出した結果について満足せず、こちらが捜索したとか、買収されたとかのクレームをつけて調査料金の支払いを拒んだりして来る人もいるのです。
当然、訴訟となり、敗訴することはありませんが後味の悪さといったら何ともいえません。

また依頼の調査目的とかを誤魔化し探偵を犯罪の道具としていろいろな情報を収集する輩もいます。
このように調査目的や依頼人自身も詐称し依頼してくる人は最悪です。


探偵と依頼人はお互いに誠意を持って何事にも結果にとらわれず、正直に事実を伝えて契約が成立するのです。
その為には契約が成立した時点で信頼関係を構築していく以外にないのです。

ページのトップへ戻る